平成27年4月1日～平成32年3月31日
地域小規模事業者が持続的に発展するためには、新たな需要開拓と、後継者育成が重要となります。個々の企業の経営内容を把握し、計画的な取り組みを企業に寄り添って支援することで企業の経営体力を向上させると同時に、産業間連携を強化し、計画的な実行支援を行いながら、地域経済の活性化を図ることを目的といたします。
地域経済動向調査及び需要動向調査、経営分析に基づき、企業の経営体力に応じた経営課題を、短期・中期・長期に分類し、より実践的な経営計画の策定支援を行います。計画の策定に当たっては、各支援機関等と連携し、一般的な経営計画をはじめ、新事業展開(経営革新・地域資源活用・農商工連携etc)、事業承継支援、円滑な廃業に向けた取り組み支援など、小規模事業者に寄り添ったシームレスな伴走型の支援を行います。また、事業計画策定後は、定期的にフォローアップを行い、小規模事業者のＰＤＣＡサイクルの確立を図る取り組みを支援します。
人口減少・高齢化の進展により地域購買力が低下する中で、地域小規模事業者が持続的な発展を図るためには、新市場開拓、新規顧客獲得、既存客のリピート率の向上、さらには買い上げ点数の増加、買い上げ単価の上昇に取り組まなければならない。そのことを踏まえ、補助金等を活用した販売促進用チラシ・パンフレットの作成、顧客満足度向上のための取り組みについて提案・支援するとともに、商工会報・ホームページにより企業紹介を行うことで側面的に支援します。また、観光物産フェア等を企画し、隣接する大都市圏、首都圏の需要開拓を行い地域商品・サービスの販路開拓を支援します。
これまで、個々に取り組んできたブランド開発を、産業間連携により一定の基準で実施することで、商品・サービスの付加価値を高めるとともに、地域内での連帯感を醸成し、地域への定着を図ることで、ブランド化を目指します。また、山代地域の既存のイベントを活用して地域の魅力、特産品をアピールし、地域内外へ「山代ブランド」の浸透を図ります。
