先進地視察研修 実施 2014年02月10日
2月8日・9日と、先進地視察研修を行いました。
岩国市自体もとりくんでいる、UJIターン促進事業。やましろ地域に限らず
なかなか進まないのが実態です。
今回、福岡県福津市の津屋崎ブランチを視察先に選び、「空き家対策、空き店
舗活用」の取り組みについて研修を行いました。
役員さんを始め、関心のある会員さんも参加していただきました。
11時には到着予定が、2時間以上遅れて、1時過ぎに現地に到着しました。
遅らばせの昼食を、東京からの移住者が店主をされているお店で食事をしました。
このお店は、昔タバコ屋さんだったところを改装し、店舗にしていました。
毎日、店主も屋号も変わるお店のため、週に1日働いいということで、主婦を中心に店主が
集まっています。
この日の店主さんも主婦の方で、ご主人さんと息子さんがお手伝いという感じでした。
ちなみにご主人さんはプログラマーで自宅でHP作成などの仕事をされているようで、6歳の
息子さんは土曜日のお手伝いが楽しみなんだとか・・・。
羽釜で炊いたご飯は下のほうにおこげがあり、おかわりOK。あら汁も新鮮なあらで作ってあり
身もあるし、いい出しがでてお腹いっぱいになりました。
その後、津屋崎ブランチの事務所へ移動。
代表の山口さんに、どんな思いやってきたか、今までの取り組みや成果を伺いました。
古民家再生事業では、「定期借家」や「家賃前払い方式」という方法を知りました。
、定期(何年間)にすることや、前払い家賃を改修にあてるなどで、家主への負担軽減を
図っていました。
起業支援事業~プチ創業塾~では、市の事業を受託。月に3万、5万稼げる仕事を伝授する
というもの。今年で6回目というそのポスターは、「消しゴムはんこ」をデザインしたもので
した。いままで開催した5回の塾でも参加の多くは女性で、その後創業した事例も女性が大半
とのこと。そういうことも、ポスターのデザインに反映し、また、インパクトがありました。
自分たちが秋に行ったプチ創業セミナー。まんざら外れていなかったけど、ターゲットが絞り
きれず万人向きにしていたので、検討の余地ありだったのを思い出しました。
他にもいろんな取り組みの話をされましたが、山口さん自身も、なんか輝いてるな~って印象
がありました。
今日の山口さんからも聞きましたが、「日常を売る」「ストーリーがある」「未来を創る」
そんなキーワードが多く出てきました。
やましろの日常、やましろのストーリー、やましろの未来・・・。いろいろ考えさせられました。
その後は、商売の神様「宮地嶽神社」へ参拝。
参加者の中には毎年お参りに来られている方もいらっしゃいました。(さすが、商売人。)
翌日は、糸島市にある「JA糸島産直市場 伊都菜彩」へ。
花や野菜がど~んと・・・。品ぞろえが豊富で山積み。店内を回ると加工品に、肉に、魚。
お客さんも多く驚きました。
日曜日だからではなく、平日も似たような状態とのこと。
大都市から30分かからない立地条件もあろうかと思いますが、人がいるってすごいな~と
思いました。
その後は昼食と博物館などへ立ち寄り帰路へ着きました。
また参加いただいた役員さんらから感想や提案などいただき、こんごのやましろでの活用方法
などを探っていきたいと思います。
指導員かよ