「儲けた利益はどこへ行ったのか!」 セミナーを開催しました。 2013年11月01日
消費税転嫁対策セミナー 第1弾
「儲けた利益はどこへ行ったのか!」 セミナーを開催しました。
「利益が出ているのに、現金がない・・・。」よく耳にする会員さんの声。
利益が、現金という形ではなく、売掛金や固定資産に形を変えている現状
などを紹介。
参加者と一緒に電卓をたたきながらキャッシュフロー計算書を作成し利益が
どこへ消えたかさぐりました。
講師は 税理士 星 叡(ほし ただし)先生
埼玉より、飛行機で岩国錦帯橋空港へ来られ、やましろへ・・・
貸借対照表や損益計算書からいきなりキャッシュフロー計算書を作るのではなく、
先に「今期の儲け計算書」(期末貸借対照表-期首貸借対照表)をつくることで、
キャッシュフロー計算書への転記をスムーズにできる方法を教えていただきました。
セミナーの中での先生の話に、「税はコントロールするものである」と言われました。
どういうことかというと、
1年間終わって計算し、税金はこれだけになる、という「出たとこ勝負」というやり方は×。
毎月の記帳、試算表を積み重ねていくことで、税金をコントロールし、その事業所に適正な
(ふさわしい)税をおさめるのが◎。
ちょっとおどろきました・・・。
出たとこ勝負、払わんにゃ~いけんけ~しょうがない、そんな税金の計算、納付が多くの場合
です。
記帳指導で毎月出して~とか、早め早めに記帳した方が仕事の様子がわかるよ~とか言ってますが、
それは、経営状態だけではなく、納める税金をコントロールすることにもなるのです。
今日のセミナーで私が一番大きくメモした先生の言葉でした。
今度はこれを会員さんにどうつなげるか・・・ですね。
星先生には、夜にもかかわらず遠路お越しいただきありがとうございました。
また、会員さんをはじめ、青年部、女性部員さんも日中お仕事でお疲れのところ、
ご参加いただきありがとうございました。
次回12月2日に第2弾として、「消費税の円滑かつ適正な転嫁・かっかう表示にむけて」
ど題してセミナーを開催いたします。ぜひ、ご参加下さい。
指導員かよ